
美仙五色工場
中国では、天然の玉砂利もさることながら、人工的に砕石した砂利を丸めて玉砂利に加工しています。中国は
鉱物資源が豊富なためにいたるところにその鉱山が点在しております。その中の福建省の白御影はあまり
にも有名ですがその他の地方にも御影、大理石系、石灰岩系がたくさんあります。政府も鉱山の開発には
奨励をしているようですので、個人の企業でも盛んに開発に挑戦しているようです。
     
加工工場について
採掘場は経営者が民採の為に貯鉱舎などストックヤードをを持たないで、採掘現場で鉱石、
廃石を野ざらしにして保管すると同時に、現場で粉砕機にかけて適当なサイズに分け工場まで
運んでくるシステムになっているようです。その方が合理的で無駄が少ないと考えられているので
しょうか。どの山に言ってもやり方は一緒で裁断機、選別の網もととのえられています。
原石を砕き砂利に加工する「裁断機とサイジング機」 動画
砂利運搬機 |
裁断機 |
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中国は東南アジアと違い機械化が進んでいます。人件費が安いというイメージですが、品質を優先するためには
安いといわれる人にばかり頼っていては品質を維持できません。生産性と日本の納期に合わせる為には、機械化
を進めなければなりません。裁断機とドラムは中国では随分古くから利用されていたようで、正直驚いてしまいま
した。回転させる時間としては10時間、12時間と回す商品もあり、品質を良くするためには労力も惜しんでは
おられません。さまざまな工夫を懲らして皆様の要望に答えら得るよう励んでおります。
美仙五色の製造過程です。
各種の砂利を準備します。 |
美仙ピンクを混ぜます。 |
美仙濃い緑をまぜます。 |
美仙薄い緑を混ぜます。 |
美仙赤を混ぜます。 |
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あらかじめ、白仙などの砂利を準備しておいて、決められた配合に基づき混ぜ
あわしていきます。業者ごとの独自の色合いを出すために、混ぜる材料、数量が違います。日本では昔から硬くて
濃い赤や緑がありましたから、そちらを好む傾向がありますが、国柄、産地により採取できる材料にも限度がありますので
どんなに強い要望がありましても、かなえることができないこともあります。
最後には綺麗に水洗いをして、濁りが出ないまでに洗い流します。20k袋に詰め替えた後に砂利同士が
こすれて濁りが多少出ますが大丈夫です。
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一信ジャパン
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