中国工場の様q
             

                     

河北白(漢白)

 中国では明の時代より彫刻の石として河北省の漢白石は有名で、現在でも大いに生産されています。特徴的なのは、層がはっきりしているために、機械で砕石にしても、鋭くとがった状態に割れるということです。そのために、丸くなりにくいので、時間をかけないと丸くならないということです。


山は漢白と呼ばれ明のころから 原石には特徴的な筋がある 選別された砕石


加工工場について  

採掘場は経営者が民採の為に貯鉱舎などストックヤードをを持たないで、採掘現場で鉱石、
廃石を野ざらしにして保管すると同時に、現場で粉砕機にかけて適当なサイズに分け工場まで
運んでくるシステムになっているようです。その方が合理的で無駄が少ないと考えられているので
しょうか。どの山に言ってもやり方は一緒で裁断機、選別の網もととのえられています。

 原石を取り出す作業 動画

河北ピンク

原石 裁断機
回転ドラム ストック サイジング 不純物の削除

ピンクは河北省産が日本では人気がありますが、工場が限られているために、比較競争ができにくい環境です。山を見ると、ピンクの層を探し求めて山の上に上にと進んでいます。ごく一部の層がピンクの為に、深く彫り込まないように開発しているようです。この石も層がはっきりしているために、とがった割れ方をしますので、丸くするのが難しいようです。


河北緑

緑の層はわずかです。 小割して機械で砕きます。 綺麗な緑です。

河北緑の石はわずかな石の層でしかなく、掘っては埋めの繰り返しをしています。


河北スレート

スレートの方形カット さらに薄く割っている 小端のボンド止め

河北の石英岩のスレート工場はたくさんあります。一大産地になっており、世界中に輸出されています。

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